こんにちは!光本恭子です。



先日ご案内しました【ボイトレ質問箱】

たくさんの方が投稿くださいまして、

ありがとうございます!




真剣な方ばかりで、嬉しいです。

私も全力で答えていきます~!





それでは早速、

今日は、質問者Iさんから頂きました

お悩みに回答致します。


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『悩みは、声がこもってしまうことです。


声自体は細く、

声量がなく、

ひとりで歌うとどこにでもありそうな

特徴のない薄い声で、

安定感もないです。

そのわりには目立つので、

相方とハモるのも難しいです。

こもった感じをなくし、

透明感のある、

しかしボリュームもある歌声になるには、

どのような練習と、

何に気をつけたらよいでしょうか。』



==============





声の通りをよくする具体的な方法を伝える前に、

そもそも声や音の正体とは何であるが、

あなたはご存知でしょうか?






10秒考えてみて下さい。



















はい、ではお答えしますね。

声や音の正体とは、

答えは 「振動 」です。

もっと言うと、空気振動です。





私たちが声を発しようとすると、

まず声帯が振動し、

それが声帯から上の器官で拡大されて、

口と鼻の穴から音がでていきます。

この時、

声帯で起こった振動が空気に伝わり、

その空気振動が聞き手や自分の耳に入り、

(ここでも様々な過程を経て振動が内耳を通過していきます)

脳に電気信号として届けられます。






脳まで届いて、

ここで初めて音として認識される訳です。

この作業が実に0.1秒に満たない速さで、

常に行われています。

神様のお造りになった人体とは、

本当に素晴らしいですよね。




ここまでは大丈夫でしょうか?

声の正体とは「振動」であるということです。






さて、では「声がこもる」

という事について解説しますね。

声がこもると言うのは、

様々な原因があります。

(発声が上手くいかない原因は常に複数あると思って下さい)





ザ~~ックリ分けると下記の様な原因があります。


・声帯を振動させる呼気が十分出ていない
・声帯を十分に振動させられていない
・声帯で生まれた音を十分拡大出来ていない
・拡大された声を上手く調音出来ていない





今日は、日頃生徒さんを見ていて、

この中で1番出来ている方が少ない、

“声帯を十分に振動させられていない”

という原因について解説しますね。





では質問です。

発声において、

声帯の振動をさえぎるものとはなんだと思いますか?














答えは”力み”です。






ギターの弦を思い浮かべてみて下さい。

指でギターの弦をボーーンと弾いてみると、

細か~く震えながら音が出ていますよね。

それを指でピッと抑えると、

弦の振動が止まり、音も止まります。





つまり、

声帯の振動を力みにより邪魔することは、

このギターの弦の様に力を加えて振動を邪魔している事と同じです。





喉に力を入れて声を出そうとする方が

とても多くおられますが、

それは声がよく出る方法の

真逆の事をしている訳です。






振動して音を出そうとしている声帯を、

力でねじ伏せている様なものなので、

それはそれは非常に非効率ですね。






では具体的に、

声帯の力を抜くにはどうすれば良いのか?

説明しますね。






力を抜くにも様々な方法がありますが、

私が個人的に1番簡単で分かりやすいかなー

と思うのが、舌の力を抜くことです。






舌というのは、

喉の奥で声帯筋群に繋がっていますので、

舌が力んでいる人は、

ほとんどの確率で声帯も力んでいます。

舌の力みで、

声帯振動を邪魔してる。

ということですね。





具体的な脱力方法としては、

舌をベローっと口から出して力を抜き、

その状態をキープして

色んな発声練習をしてみましょう。

音階練習、ロングトーン、高音、力みやすい喚声点(地声と裏声の境目)など…





とにもかくにも、

舌の力を抜いて声を出すことに慣れて下さい。

慣れてきたら口の中に舌を戻し、

脱力状態を維持したまま歌う様にして下さい。






舌が脱力していたら滑舌悪くなるんじゃないの?

という意見が出てくるかと思いますが、

滑舌の悪さとは発声状態の良し悪しではなく、

舌の筋肉があるかどうか?

調音器官を活発に使えているかどうか?

が、関わっています。






そこまで説明すると

一つのメールで収まらなくなるので、

ここでは割愛させて頂きます。





ここでは、あくまで舌の脱力を

“声帯を効率よく振動させる為”

に捉えて頂ければと思います。






という事で、

本日の回答のまとめです!






・声の正体は空気の振動である

・声の振動の元となっているのは声帯振動である

・力みが声帯振動を邪魔している(声がこもる原因)

・力みをとるには、声帯筋群と繋がっている舌の脱力がオススメ







以上になります!

一回読んだだけでは結構ややこしく、

正しく理解出来ないと思うので、

少なくても5回は繰り返し読んでみてください。





後は、実践あるのみです!!!

知識を得ても、

実際に練習しなければ

あなたの歌は1ミリも上手くなりません。

全ては、

あなたが練習するのか?

しないのか?

にかかっています。






ここで得た知識を、

最低でも150回練習してみて下さいね。

本気で歌上手くなろうと思ったら、

これくらいの練習量で普通です。







ではまた、質問回答記事を書きますね!


 

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    • サイトウ イツコ
    • 2020.12.12

    とてもよくわかりました。
    ありがとうございました。
    クリスチャンですか?